価値観カードゲームで「自分らしさ」を見つける時間
- Karin
- 6月28日
- 読了時間: 3分
「将来、何がしたい?」「どんな仕事が向いていると思う?」
子どもや中高生にそんな質問をしても、「分からない」という答えが返ってくることは少なくありません。
それは決して考えていないからではなく、「自分が大切にしていること(価値観)」を言葉にする機会が少ないからです。
そこでおすすめなのが価値観カードゲームです。
価値観カードゲームとは?
価値観カードゲームとは、「挑戦」「安心」「自由」「家族」「成長」「仲間」「健康」「創造性」など、さまざまな価値観が書かれたカードを使って、自分にとって大切なものを整理していく活動です。
「好きなこと」を考えるのではなく、
自分は何を大切にしたいのか
どんなときに幸せを感じるのか
何を優先したいのか
を自然に振り返ることができます。
答えに正解・不正解はありません。
基本的な遊び方
① カードを並べる
まずはカードをすべて机に広げます。
② 3つのグループに分ける
直感で、
とても大切
少し大切
あまり大切ではない
の3つに分類します。
あまり時間をかけず、第一印象で選ぶのがポイントです。
③ 「とても大切」をさらに絞る
「とても大切」に入れたカードの中から、
ベスト10
ベスト5
最後はベスト3
というように少しずつ絞っていきます。
ここが一番盛り上がる場面です。
「どちらか一枚しか残せない」と考えることで、自分でも気づかなかった優先順位が見えてきます。
選んだ理由を話してみよう
カードを選び終わったら、
「どうしてこのカードを選んだの?」
と聞いてみます。
例えば、
「自由があると、自分らしくいられるから。」
「家族といる時間が一番安心できる。」
「挑戦すると成長できる気がする。」
など、人それぞれ理由は違います。
実は、この理由を話す時間こそが一番大切です。
自分の考えを言葉にすることで、価値観がより明確になっていきます。
正解は変わってもいい
価値観は一生同じではありません。
小学生と高校生では違いますし、大人になってからも変わります。
そのため、
「前回と違うカードを選んだ。」
ということもよくあります。
それは間違いではなく、自分が成長した証拠です。
数か月後や一年後にもう一度取り組んでみると、新しい発見があるでしょう。
キャリア教育にもぴったり
価値観カードゲームは、進路や職業を考える前の活動としてもおすすめです。
「どんな仕事に就きたいか」を考える前に、
「どんな生き方をしたいか」
を考えることで、自分に合った進路を選びやすくなります。
仕事を選ぶ基準は、給料だけでも、知名度だけでもありません。
「人を助けたい」「新しいことに挑戦したい」「安定した生活を送りたい」
など、自分が大切にしたい価値観を知ることが、納得のいく進路選択につながります。
最後に
価値観カードゲームは、勝ち負けを競うゲームではありません。
「自分自身と対話するゲーム」です。
子どもでも、大人でも、その時々の「自分らしさ」を見つけるきっかけになります。
家庭で親子一緒に取り組んでも、学校やフリースクールで活動しても、お互いの考え方の違いを知る良い機会になります。
「なぜそのカードを選んだの?」
そんな一言から、自分でも気づかなかった新しい自分に出会えるかもしれません。

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